ScanSnap S1100 内部の清掃
原稿の読み取りを繰り返していると、ScanSnap S1100 内部に、紙粉やほこりなどがたまり、読み取り不良の原因となる場合があります。
ScanSnap S1100 内部は、目安として、原稿を 100 枚読み取るごとに清掃してください。ただし、この目安は読み取る原稿によって変わります。例えば、トナーが十分定着していない原稿の場合、より少ない枚数で清掃が必要となることがあります。

- ScanSnap S1100 の電源を OFF にして、ScanSnap S1100 に接続されている USB ケーブルを抜いてから清掃してください。火災、感電の原因となることがあります。
- 清掃などの目的でエアスプレーおよびアルコールなどを含むスプレーは使用しないでください。スプレーから噴射される強い空気によって、ほこりなどが ScanSnap S1100 内部に侵入し、故障や ScanSnap S1100 の異常の原因となることがあります。
また、静電気などによるスパーク(火花)により引火するおそれがあります。
清掃方法
- ガラスとプラスチックローラーを清掃します。
- ScanSnap S1100 に接続されている USB ケーブルを抜きます。
- トップカバーおよび排出ガイドを開けます。
- 乾いた布に少量のクリーナ F1(ScanSnap S1100 用の清掃用品)をしみこませて、以下の箇所を清掃します。
重要
- ScanSnap S1100 内部を清掃する際は、水や中性洗剤を使用しないでください。
- クリーナ F1 を大量に使用するとなかなか乾かない場合があります。適量を布にしみこませて使用してください。
また、清掃箇所にクリーナー液が残らないように柔らかい布でよくふき取ってください。
- ガラス(トップカバー側 1 か所、本体側 1 か所)
ガラス表面に付着したよごれやほこりを、軽くふき取ります。
- プラスチックローラー(トップカバー側 12 か所)
手動で少しずつ回転させながら、よごれやほこりを軽くふき取ります。ローラーの表面を傷めないように注意してください。異物が付着している場合、原稿づまりや原稿送り不良を起こすおそれがありますので、十分に清掃してください。
- フィードローラーと排出ローラーを清掃します。
- ScanSnap S1100 の USB ケーブルを ScanSnap S1100 の USB コネクターおよびコンピュータの USB ポートに接続し、トップカバーを開けた状態で、[Scan / Stop]ボタンを 3 秒間押します。
重要
- フィードローラーと排出ローラーの清掃時だけ、USB ケーブルをコンピュータの USB ポートに接続してください。
- 乾いた布に少量のクリーナ F1 をしみこませて、以下の箇所を清掃します。
重要
- ScanSnap S1100 内部を清掃する際は、水や中性洗剤を使用しないでください。
- クリーナ F1 を大量に使用するとなかなか乾かない場合があります。適量を布にしみこませて使用してください。
また、清掃箇所にクリーナー液が残らないように柔らかい布でよくふき取ってください。
- フィードローラー(本体側 1 か所)
[Scan / Stop]ボタンを押すと、一定量ローラーが回転します。ローラーの表面を傷めないように、よごれやほこりを軽くふき取ります。異物が付着している場合、原稿づまりや原稿送り不良を起こすおそれがありますので、十分に清掃してください。
- 排出ローラー(本体側 1 か所)
[Scan / Stop]ボタンを押すと、一定量ローラーが回転します。ローラーの表面を傷めないように、よごれやほこりを軽くふき取ります。異物が付着している場合、原稿づまりや原稿送り不良を起こすおそれがありますので、十分に清掃してください。
排出ローラーの清掃がしにくい場合は、トップカバーを完全に閉めずに、ScanSnap S1100 の背面から清掃してください。
ヒント
- [Scan / Stop]ボタンを 7 回押すと、フィードローラーと排出ローラーが 1 回転します。
- トップカバーおよび排出ガイドを閉じます。
「カチン」と音がします。
重要
- トップカバーの両端とも閉じていることを確認してください。
完全に閉じられていないと、原稿づまりや原稿送り不良、画像不良を起こすおそれがあります。